SAE J2716 (SENT) -USB Interface
SENT-USBは、2チャンネルのSAE J2716(Single Edge Nibble Transmission –SENT)からUSBへのインターフェースで、SENTバスをUSBポートを備えた任意のコンピューターに簡単に接続できます。このコンバータはUSBから給電され、2つの双方向SENTチャネルとUSB仮想COMポートを備えています。本機には、SENT通信の解析・シミュレーションができるPCアプリケーションが無償で付属しています。仮想シリアルポートを介したオープンな通信プロトコルにより、ユーザーはインターフェースを既存のシステムに統合できます。
特徴
•SENTtoUSBインターフェース
•SENTロガー/テスター/シミュレーター
•2つの独立したSAEJ2716(SENT)チャネル
•各チャンネルはRXまたはTXとして設定可能
•USB電源
•USBインターフェース(仮想COMポート)
•SAEJ2716:2016に準拠した高速メッセージと低速メッセージをサポートします(高速、ショートシリアル、および拡張シリアル)
•0.5usまでのティック時間をサポート
•SENT/SPCをサポート
•設定可能なSENTチャネルパラメータ -ティック時間、ニブルカウント
•無料のPCアプリケーション
追加機能
•オンボード残留メモリ
•インテリジェントなメッセージフィルタリング
•CRCフォールトインジェクションの可能性
•4xLED(3xステータス、1x電源)
•1xリセットスイッチ
•過電流保護付き5VDC出力
•1×8ピン端子台、1xMicro-USB
•テーブルまたはDINレールマウント
•ご要望に応じてハードウェアとファームウェアのカスタマイズ
Fast、ShortSerial、および EnhancedSerialのメッセージ形式がサポートされています。ユーザーは、チャネルパラメータ(方向、ティック時間、ニブルカウント、フィルタリング)を設定し、その設定をデバイスの不揮発性メモリに保存できます。各SENTチャネルは、2つのRXチャネル/1つのRXおよび1つのTXチャネル/2つのTXチャネルなど、考えられるすべてのユースケースに合わせて個別に構成できます。
デバイスの設定や、SENT通信の監視、ロギング、シミュレーションを行うためのPCアプリケーションを無料で提供しています。このデバイスは、USB仮想COMポート(VCP)を介した通信プロトコルを提供するため、ユーザーはデバイスをテストベンチやHiLリグなどの既存のシステムに簡単に統合できます。このプロトコルにより、ユーザーはデバイスのパラメータを設定したり、SENTの高速および低速メッセージを送受信したりできます。Fastメッセージと Slowメッセージの両方への CRCフォールト挿入も可能です。
ソフトウェアとシステムの統合
•無料「SENTGatewayAnalyser」PCアプリケーション(設定、受信、送信、ロギング)
•既存のシステムに統合するための通信プロトコル
•ソフトウェア統合用の.NETSDK(DLL)を使用すると、ゲートウェイの設定、SENTチャネルの開始/停止、高速および低速のSENTメッセージの送受信を行うことができます(以下を参照)。
•デバイスのファームウェアをUSB経由でアップグレード可能
.NETSDKDLL
ソフトウェア統合用の.NETAPI(DLL)を使用すると、ゲートウェイの設定、SENTチャネルの開始/停止、およびMicrosoft.NET環境からの高速および低速のSENTメッセージの送受信を行うことができます。SDKは、SENT-CAN、SENT-RS232、およびSENT-USBと互換性があります。
SENT-CANに関する注意:SDKはKvaserドライバーを使用するため、KvaserCANインターフェースが必要です。
ロイヤリティフリーの永久ライセンスで、会社の所在地ごとのライセンスとなります。
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