XMC対応EtherCATスレーブインターフェース

ECS-XMC/FPGAは、VITA 42.3 (XMC)準拠のEtherCATスレーブコントローラボードです。Altera® FPGAにはBeckhoff® IPコアが実装されており、8つのFMMU、8つの同期マネージャ、60 kBのDPRAMおよび64ビットの分散クロックに対応できるよう設定されています。他の構成もご希望により提供可能です。このFPGAは、XMC P15コネクタのPCI Expressバスとフロントパネルの2つのEthernetインターフェースを接続します。PMC I/OコネクタP14では、追加のEtherCAT信号SYNCおよびLatchを提供するため、セカンダリXMCコネクタP16、はんだ付けパッド、またはオプションを備えています。

汎用的なアプリケーション

この設計では、シンプルなハードウェアトポロジと「ソフト」コントローラの使用により最大限の柔軟性を実現することができます。XMCシステムはI/Oノードとして動作可能です。EtherCATマスターは、CoE、FoE、EoEなどの複数のEtherCATプロトコルを使用してこのEtherCATスレーブデバイスと通信できます。

SYNC/Latch I/OおよびShare I/O

ECS-XMC/FPGAに備えられたコネクタXMC-P16により、EtherCATスレーブコントローラからの信号(2x Syncおよび2x Latch)を含む20個の3.3 V LVTTL I/Oを使用できます。ご希望により、20個のXMC I/Oを、2.5 VレベルのLVDSを含む10個のI/Oとして設定可能です。

ソフトウェアのサポート

製品には、ドキュメント付きのWindows®およびLinux®用デバイスドライバに加え、EtherCATスレーブの例が付属します。その他のオペレーティングシステム、特にリアルタイムオペレーティングシステム用のドライバは、ご希望により提供可能です。