DPとCANのリンク

モジュールCAN-DPを使用すると、あらゆるProfibus-DPマスターをCANネットワークにリンクできます。DP/CANゲートウェイはスレーブI/Oコンポーネントとして動作し、DPバス上で合計最大300バイトのデータ（最大244バイトの入力および56バイトの出力データ、または最大244バイトの出力および56バイトの入力データ）を処理できます。

用途

CANゲートウェイを使用すると、CANopenまたはLayer 2実装のCANモジュールをSIMATIC-S7などに接続できます。
本モジュールによるCANノード数の制限はありません。

物理インターフェース

ISO 11898準拠のCANインターフェースにより、最大1 Mbit/sのデータ転送レートを実現しています。Profibus-DP-Slaveインターフェースは、通常の12 Mbit/sまでのあらゆるビットレートを自動認識します。DPおよびCANインターフェースは電気的に絶縁されています。

設定とCANプロトコル

ゲートウェイは、SIMATICManagerなどのPROFIBUS構成ツールを介して設定されます。CANopenは、CANレイヤーのレイヤー7プロトコルとしてサポートされています。